未来の仕事

コンプライアンス推進担当

事務・公務AI 影響 低規模 大需要 安定
AI 影響
3.9 / 10
変化の大きさ3.9・仕事が減るリスク1.7。頭脳・情報の仕事の一部を AI が肩代わり。いちばんの強みは「人とのやりとり」(6.7)。
低 AI 影響。専門性と判断が必要な業務が中心で、当面は安定。

AI 影響の内訳 — AIOIS-10

変化の大きさ 3.9/10 仕事のやり方がどれだけ変わるか
仕事が減るリスク 1.7/10 仕事そのものが減る・なくなる確率
  • D1頭脳・情報の仕事5.5
  • D2決まった手順のくり返し2.3
  • D3体・現場の仕事0.6
  • D4判断と責任6.4
  • D5人とのやりとり・気持ち6.7
  • D6新しいものを生み出す力3.7
  • D7資格・安全のかべ5.2
  • D8自動化が安く済むか5.6
  • D9人手不足・制度の影響5.5
  • D10これから仕事は増えるか3.5

見方:AI が届く部分(高いほど影響が大きい)/人間の強み(高いほど守られる)/その他の調整。各 0〜10。くわしくは AIOIS-10 とは、点数の付け方は 調べ方 を参照。

就業者数
120,576 人
年収(平均)
481 万円
平均年齢
43.5 歳
月労働時間
154 時間/月
求人倍率
0.59
時給
¥1,644

コンプライアンス推進担当とは

コンプライアンス推進担当とは、企業の不正行為の発生を未然に防止するため、企業内のコンプライアンスの推進体制を整備し、運用する職業です。

企業の不正行為の発生を未然に防止するため、企業内のコンプライアンスの推進体制を整備し、運用する。

コンプライアンスは、文字通りには「法令遵守」であるが、それは、単に法令を守るだけでなく、社内規則や業務マニュアルは言うまでもなく、法令の背景にある社会規範全般を含めた幅広い規則を遵守することを意味している。CSRが企業評価や株式投資の指標のひとつとなっている現代では、企業のコンプライアンス推進は企業価値を高める取組そのものと言える。

具体的に担当する業務は、①コンプライアンス推進体制の整備(担当組織の管理・運営、推進プログラムの作成・施行、推進マニュアル等の整備・施行など)、②企業活動に係るコンプライアンス・チェック(各種契約の内容・締結のチェック、知的財産管理、各部門からの相談対応・係争等支援など)、③コンプライアンスに係る教育・研修(教育・研修プログラムの策定、研修等の実施など)、④コンプライアンス推進に係る広報(コンプライアンス推進状況の把握・分析、把握・分析結果の社内フィードバック、経営理念、倫理綱領等の制定・周知の支援など)等である。

コンプライアンス推進は、もともとは法務部門の担当に区分される事項であったが、企業の社会的責任や適切なガバナンスの重要度が増大してきたことに対応して特化してきたものである。したがって、コンプライアンス推進担当は新しい仕事であり、その担当事項も法務部門と重なるところがある。

組織的にみると上場企業ではほとんどの企業がコンプライアンス推進担当部署を設置している。当該担当部署としては、社長直属のコンプライアンス推進委員会を設置してその下に担当部署を置くもの、法務担当部内にコンプライアンス推進室等を置くもの、逆に、コンプライアンス推進担当部の中に法務担当を置くものなどさまざまである。また、専門部署として設置するもの、他の業務と兼務する担当者を置くものなど、専任・兼任の態様も多様である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

文書作成ソフト(Word、一太郎等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

コンプライアンス推進担当になるには・必要な資格

この仕事に就くために特に学歴や資格は必要とされないが、大学・大学院卒がほとんどである。新卒でコンプライアンス推進担当部門に配属され、そのままプロパーとして担当している例はほとんどなく、大半が社内他部門からの異動か中途採用である。

中途採用者の実務経験としては、法務担当の経験は有利とされる。

コンプライアンス推進担当に求められる専門性は本来きわめて高いものがある。法令などの知識は言うまでもなく、業界事情に通じていることや、他部署とのやりとりなどの機会もあることから、コミュニケーション能力や情報収集・分析能力、協調性、柔軟性、冷静さが求められる。これに加えて一定の実務経験が必要とされる。また、企業活動はグローバル化しており、高い語学力(特に英語力)が求められている。

コンプライアンス推進担当の労働条件・働き方

基本的に企業の正社員であり、労働条件は勤務先の規定が適用される。残業は個別事案がある等の事情がなければ多くはなく、1日当たり1~2時間(月20~30時間)程度である。

コンプライアンス重視の経営への要請がますます増大する中で、企業・団体は、コンプライアンス推進体制の充実を強く求められているが、これを推進する人材はまだ十分に企業・団体内に配置されている状況ではない。その意味で、こうしたコンプライアンスの専門人材に対する需要は、業種を問わず高まっていくと考えられる。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
59
対人
80
判断
71
身体
35
定型
45

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力4.9
  2. 説明力4.9
  3. 文章力4.7
  4. 読解力4.7
  5. 他者との調整4.4
  6. 指導4.3
  7. 継続的観察と評価4.2
  8. 説得4.2
  9. 論理と推論(批判的思考)4.1
  10. 複雑な問題解決4.1

知識 Top 5

  1. 事務処理3.0
  2. 法律学、政治学3.0
  3. 公衆安全・危機管理2.6
  4. 日本語の語彙・文法2.5
  5. ビジネスと経営2.4

能力 Top 5

  1. トラブルの察知3.3
  2. 発話表現3.2
  3. 記述表現3.2
  4. 記述理解3.2
  5. 演繹的推論3.2

よくある質問

コンプライアンス推進担当の年収はいくらですか?
コンプライアンス推進担当の平均年収は約481万円(月収換算で約40万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)と同程度です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
コンプライアンス推進担当のAI代替リスクはどれくらいですか?
コンプライアンス推進担当のAI影響度は10段階中 3.9 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「変化の大きさ3.9・仕事が減るリスク1.7。頭脳・情報の仕事の一部を AI が肩代わり。いちばんの強みは「人とのやりとり」(6.7)」。これは Claude Opus 4.8 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
コンプライアンス推進担当の将来性はどうですか?
AI影響度 3.9/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約120,576人。求人倍率 0.59 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
コンプライアンス推進担当になるにはどうすればいいですか?
この仕事に就くために特に学歴や資格は必要とされないが、大学・大学院卒がほとんどである。詳しい流れは本ページ内の「コンプライアンス推進担当になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
コンプライアンス推進担当に必要なスキルは何ですか?
コンプライアンス推進担当で特に重視されるスキルは、傾聴力、説明力、文章力などです。加えて、読解力、他者との調整も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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