知的財産サーチャー
AI 影響の内訳 — AIOIS-10
- D1頭脳・情報の仕事6.5
- D2決まった手順のくり返し3.2
- D3体・現場の仕事1.6
- D4判断と責任6.5
- D5人とのやりとり・気持ち4.5
- D6新しいものを生み出す力3.9
- D7資格・安全のかべ3.6
- D8自動化が安く済むか6.0
- D9人手不足・制度の影響5.8
- D10これから仕事は増えるか4.1
見方:▲AI が届く部分(高いほど影響が大きい)/■人間の強み(高いほど守られる)/◐その他の調整。各 0〜10。くわしくは AIOIS-10 とは、点数の付け方は 調べ方 を参照。
- 就業者数
- 9,971 人
- 年収(平均)
- 591 万円
- 平均年齢
- 42.7 歳
- 月労働時間
- 154 時間/月
- 求人倍率
- 0.43
- 時給
- ¥1,719
知的財産サーチャーとは
知的財産サーチャーとは、企業の知的財産関係部署や特許調査会社などで、既存の特許や商標など知的財産に関する情報を収集、分析する職業です。
企業の知的財産(以下「知財」という。)関係部署や特許調査会社などで、既存の特許や商標など知財に関する情報を収集、分析する。特許、商標だけでなく、技術文献、ビジネス情報など、非知財情報も収集、分析している。知財サーチャー、サーチャー、特許調査従業者等とも呼ばれる。ここでは以下、知財サーチャーという。ここでは、特許庁からの調査業務を請け負う登録調査機関の調査業務実施者も含む。
知財関連の業務としては、特許や商標などの「出願・権利化」、知財購入(ライセンスイン)、知財供与(ライセンスアウト)、係争、権利侵害への対応等「渉外」があり、これらのための先行知財の「調査」がある。知財サーチャーは主としてこの「調査」の部分を担当する。「出願・権利化」を中心に担う仕事(知的財産コーディネーター)もある。
2000年頃から、知財調査のための各種ツールが進歩し、普及してきたことにより、研究者や技術者も自ら知財調査をするようになっている。そのため社内で使用する知財調査のツールやデータベースを整備することを担当する場合もある。また、研究者や技術者と十分コミュニケーションを図り、研究者や技術者の知財調査をサポートしたり、研究者や技術者に対して知財調査に関する情報提供等を行うことも重要な業務となっている。
現在、多くの企業では研究者や技術者が自ら先行調査と分析を行うようになっているため、知財サーチャーには研究者や技術者では対処できない、より高度で複雑な調査が要求されるようになっている。グローバル化の進展に伴い、海外特許、海外技術などの調査も必要である。さらに、企業の事業戦略や事業計画にどのような影響を与えるか、調査結果の分析や評価も重要になっている。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
文書作成ソフト(Word、一太郎等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン
知的財産サーチャーになるには・必要な資格
この職業に就くために必要な学歴や資格はないが、大半が大卒以上である。特許担当の者は理系、商標担当の者は文系が多い。入職後、必要に応じて、知財調査に関するOJTと外部研修を受けスキルを磨いていく。
なお、特許庁からの調査業務を請け負う登録調査機関の調査業務実施者になるためには、「工業所有権に関する手続等の特例に関する法律」の規定により、工業所有権情報・研修館(略称INPIT)が行う、「調査業務実施者育成研修(法定研修)」を修了する必要がある。
企業の知財サーチャーは、研究開発部門など知財関係部署以外の業務からの異動が多く、知財サーチャーとしての新卒採用や中途採用は少ない。特許調査会社では多くが中途採用であり、企業の研究開発部門や知財関係部署で知財サーチャーをしていた者が転職してくる場合が多い。必要な知識とスキルは、①調査スキル、②知財スキル、③技術・事業スキル、④コミュニケーションスキルの4つに大別される。①調査スキルは、知財データベース、検索ツールの選択と操作、検索式の作成など、調査のためのスキルである。②知財スキルは、知財法に関する知識とそれに基づく検索結果の解釈、判定などのスキルである。③技術・事業スキルは調査対象の技術やそれを活用する事業に関するスキルである。④コミュニケーションスキルは研究者や技術者など調査依頼者とコミュニケ―ションをとり、依頼者の調査目的を的確に把握し、適切な調査が行えるようにするスキルである。これらの知識とスキルに基づき、調査の目的に応じて、効果的な調査方法を選び、自ら調査を行えることが必要である。
知的財産サーチャーの労働条件・働き方
勤務先は一般企業の知財関係部署や特許調査会社などである。職場は都市部が多い。
企業では専門職であり、正社員が多い。特許調査会社は規模が小さいことが多い。
賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。月給制が多く、勤務は日勤で、フレックスタイム制を採用している企業もある。多くは土日休みの週休2日制である。
5 次元プロファイル
- 創造性
- 72
- 対人
- 68
- 判断
- 69
- 身体
- 34
- 定型
- 50
必要なスキル・知識・能力
スキル Top 10
- 読解力4.4
- 文章力4.3
- 新しい情報の応用力4.3
- 説明力4.3
- 傾聴力4.1
- 論理と推論(批判的思考)4.1
- 外国語を読む4.0
- 他者の反応の理解3.9
- 学習方法の選択・実践3.8
- 指導3.7
知識 Top 5
- 事務処理3.0
- 日本語の語彙・文法2.9
- 工学2.7
- 化学2.7
- 法律学、政治学2.4
よくある質問
知的財産サーチャーの年収はいくらですか?
知的財産サーチャーのAI代替リスクはどれくらいですか?
知的財産サーチャーの将来性はどうですか?
知的財産サーチャーになるにはどうすればいいですか?
知的財産サーチャーに必要なスキルは何ですか?
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