未来の仕事

産業用ロボットの設置・設定

設備・保守AI 影響 中規模 大需要 旺盛
AI 影響
5 / 10
変化の大きさ5.0・仕事が減るリスク1.8。決まった作業が多く、自動化しやすい。いちばんの強みは「人とのやりとり」(6.2)。
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。

AI 影響の内訳 — AIOIS-10

変化の大きさ 5.0/10 仕事のやり方がどれだけ変わるか
仕事が減るリスク 1.8/10 仕事そのものが減る・なくなる確率
  • D1頭脳・情報の仕事4.0
  • D2決まった手順のくり返し6.0
  • D3体・現場の仕事4.5
  • D4判断と責任5.1
  • D5人とのやりとり・気持ち6.2
  • D6新しいものを生み出す力5.0
  • D7資格・安全のかべ4.9
  • D8自動化が安く済むか3.3
  • D9人手不足・制度の影響4.6
  • D10これから仕事は増えるか3.3

見方:AI が届く部分(高いほど影響が大きい)/人間の強み(高いほど守られる)/その他の調整。各 0〜10。くわしくは AIOIS-10 とは、点数の付け方は 調べ方 を参照。

就業者数
111,457 人
年収(平均)
491 万円
平均年齢
40 歳
月労働時間
159 時間/月
求人倍率
1.46
時給
¥1,544

産業用ロボットの設置・設定とは

産業用ロボットの設置・設定とは、工場などの生産ラインに産業用ロボットを設置し稼働させるための機械の据え付け調整、初期設定、システムの構築等を行う職業です。

産業用ロボットを設置し、稼働させるための機械の据え付け調整、初期設定、及びシステムの構築等を行う。

ロボットには、生産工程等で使用される産業用ロボット、危険な環境の中で作業を代行するロボット、家事や介護等を支援する日常生活支援ロボットなどがある。ここでは主に産業用ロボットについて述べる。なお、産業用ロボットとは、自動制御によるマニピュレーション機能又は移動機能をもち、各種の作業をプログラムにより実行でき、産業に使用される機械のことを言う。産業用ロボットは、FA(factory automation)などの自動化システムに組み込まれて初めてその機能を発揮する。

産業用ロボットの設置・設定の仕事は、その自動化システムの構築やそれに必要な部品の製作、ロボットティーチング、システムの組立・据え付けなどが主なものとなる。

このような業務を手掛ける企業をロボットシステムインテグレーター(ロボットSIer:エスアイアー)と呼ぶこともある。なお、同企業では、設置・設定だけでなく、ロボットを使用した導入提案や組み立て等も行う。

ロボットSIerは全国に約1,000社あり、従業員が10人から200人位までの中小規模の企業が圧倒的に多い(2018年5月時点*1)。なお、広義のロボットSIerは、専業の企業だけでなく、複数の企業が協業体制を組んだり、ユーザー企業やロボットメーカーの1部門がシステムインテグレーションを行う場合も含まれる。

*1 経済産業省 製造産業局 産業機械課 ロボット政策室、一般社団法人 日本ロボット工業会 ロボットシステムインテグレータのスキル読本[第一版]

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

パソコン

産業用ロボットの設置・設定になるには・必要な資格

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、新卒の場合は、大学や高専、専門学校の機械工学・電気・電子系、情報系の学部を卒業してロボットSIerやロボットシステムインテグレーション部門をもつ企業に入社して、ロボット関連の職場に配属されるというのが一般的である。採用については、大企業では新卒採用が全体のほぼ半数で、中途採用はその半数程度となっている。中小企業では新卒採用と中途採用はほぼ同程度となっている。

産業用ロボット(定格出力が80W未満のものを除く)にかかわる仕事に就く場合は、労働安全衛生規則第39条に基づいた産業用ロボットの教示等の業務及び検査等の業務に係る安全衛生特別教育を受けなければならない。これは、ロボットの設置やメンテナンスを行う職業だけでなく、ロボットシステムを導入する企業でも同様である。

求められる資質としては、ロボティクス(ロボット工学)に関する知識はもちろんであるが、ロボットシステムインテグレーションが主業務となるため、導入提案やユーザーのニーズの聞き取りなど顧客企業と的確なコミュニケーションをとって、適切な提案、設計ができる能力が必要である。慢性的に人材が不足している業界でもあり、ステップアップした後は後輩を育てる指導性も求められる。

産業用ロボットの設置・設定の労働条件・働き方

基本的に企業の中の職務(仕事)であり、労働時間や給与などは、各社の社内規定に準拠している。給与についてはスキルの社内での基準により決めているところもあるが、明確な基準を設定しているところは少ない。なお、中途採用については前職の報酬基準をベースにしているところもある。

80W規制が緩和されて以来、生産ラインに人間と並んで作業する協業ロボットが生まれている。産業用ロボットのほかにも、コミュニケーションロボットや医療・介護ロボット、自動搬送ロボットなどが注目されている。今後もロボットを組み込んだシステムを構築する技術者の役割はますます重要になるとみられる。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
53
対人
77
判断
67
身体
49
定型
53

必要なスキル・知識・能力

知識 Top 5

  1. 機械3.0
  2. 設計2.9
  3. 工学2.6
  4. コンピュータと電子工学2.5
  5. 事務処理2.4

能力 Top 5

  1. トラブルの察知3.0
  2. 独創性2.9
  3. 自他の位置関係の把握2.8
  4. アイデアや代案を数多く生み出す力2.7
  5. 帰納的推論2.6

よくある質問

産業用ロボットの設置・設定の年収はいくらですか?
産業用ロボットの設置・設定の平均年収は約491万円(月収換算で約40万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)と同程度です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
産業用ロボットの設置・設定のAI代替リスクはどれくらいですか?
産業用ロボットの設置・設定のAI影響度は10段階中 5 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「変化の大きさ5.0・仕事が減るリスク1.8。決まった作業が多く、自動化しやすい。いちばんの強みは「人とのやりとり」(6.2)」。これは Claude Opus 4.8 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
産業用ロボットの設置・設定の将来性はどうですか?
AI影響度 5/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約111,457人。求人倍率 1.46 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
産業用ロボットの設置・設定になるにはどうすればいいですか?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、新卒の場合は、大学や高専、専門学校の機械工学・電気・電子系、情報系の学部を卒業してロボットSIerやロボットシステムインテグレーション部門をもつ企業に入社して、ロボット関連の職場に配属されるというのが一般的である。詳しい流れは本ページ内の「産業用ロボットの設置・設定になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。

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