未来の仕事

歯科技工士

医療・保健AI 影響 中規模 中需要 旺盛
AI 影響
5.1 / 10
変化の大きさ5.1・仕事が減るリスク1.8。決まった作業が多く、自動化しやすい。いちばんの強みは「判断と責任」(5.9)。
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。

AI 影響の内訳 — AIOIS-10

変化の大きさ 5.1/10 仕事のやり方がどれだけ変わるか
仕事が減るリスク 1.8/10 仕事そのものが減る・なくなる確率
  • D1頭脳・情報の仕事4.0
  • D2決まった手順のくり返し6.2
  • D3体・現場の仕事5.7
  • D4判断と責任5.9
  • D5人とのやりとり・気持ち3.6
  • D6新しいものを生み出す力5.3
  • D7資格・安全のかべ5.5
  • D8自動化が安く済むか2.5
  • D9人手不足・制度の影響4.8
  • D10これから仕事は増えるか3.4

見方:AI が届く部分(高いほど影響が大きい)/人間の強み(高いほど守られる)/その他の調整。各 0〜10。くわしくは AIOIS-10 とは、点数の付け方は 調べ方 を参照。

就業者数
39,320 人
年収(平均)
454 万円
平均年齢
40.9 歳
月労働時間
167 時間/月
求人倍率
1.25
時給
¥1,756

歯科技工士とは

歯科技工士とは、歯科医師の指示にしたがって、人工的な歯を作ったり、修繕したりする職業です。

歯科医師の指示にしたがって、人工的な歯を作ったり、修繕したりする。

いったん歯が損なわれると、物を食べるのが不自由になったり、消化が悪くなるだけでなく、ときには容ぼうが変わったりするなど、心身の健康に関与している。歯は、乳歯の場合を除き、二度と生えかわることがないので、事故や歯科疾患によって歯を失った場合には、人工の歯を作ってそれを補い機能と審美を回復させることが必要になる。

歯科技工士が作る主なものには「クラウン」や「ブリッジ」、「総義歯」「局部義歯」、「インプラント」、「矯正装置」に加え「マウスガード」などがある。

仕事の中心になるのは、非常に精巧な手技工程であり、患者ごとに異なる歯の形や色を把握した上で、専用の道具を使った細かい指先による自然感と機能発揮の造作作業が求められる。近年は設計や加工の一部にCAD・CAMや3Dプリンターなども導入されている。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

パソコン、CAD、CAM、3Dプリンター

歯科技工士になるには・必要な資格

歯科技工士になるには歯科技工士国家試験に合格する必要がある。高校卒業後、2年制・3年制の専門学校や短大、4年制の大学などの歯科技工士教育機関に入学、2年以上学んで必要な知識と技能を習得することで歯科技工士国家試験の受験資格が得られる。また、教育機関には夜間部を併設している学校もある。

歯科技工士国家試験に合格すると、厚生労働大臣の指定する登録機関(一般財団法人歯科医療振興財団)に申請することで、歯科技工士名簿に登録、歯科技工士免許が交付される。

就職については、新規採用では学校への求人や関係団体の情報などによるものが多い。

歯科技工士は、細かい指先の作業をしなければならないので、精密かつ正確な技術と知識が求められるほか、コツコツと努力できる根気強さも要求される。優れた細工(入れ歯など)には美的センスも求められる。

資格を取った後も技術の習練が必要であり、一人前になるには数年程度の実務経験が必要と言われている。歯科医師との関係が密接であり、歯科診療所や歯科技工所で経験を積み、やがて独立して歯科技工所を開くこともできる。

歯科技工士の労働条件・働き方

主な就業先は「歯科技工所」、「歯科診療所(歯科医院)」、「病院」、「歯科器材・材料関連企業」、「歯科技工士教育機関」である。また、資格・免許がなくても仕事ができるアメリカなど海外で活躍する歯科技工士もいる。

歯科技工士としての作業は個室で行い、座ったままでの作業がほとんどである。合金や合成樹脂を溶かしたりするので、若干の熱や臭いが出る。粉塵や騒音が発生するので、適切な排気やマスクを着用するなどの防護も必要である。

労働時間は就業先の規定にもよるが、注文の度合いや期限などによって左右されることになる。歯科技工所を経営している場合には、注文を期日どおりにこなすため、長時間に及ぶ場合もある。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
55
対人
58
判断
59
身体
58
定型
59

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 読解力4.1
  2. 傾聴力3.8
  3. 道具、機器、設備の選択3.6
  4. 説明力3.4
  5. 文章力3.1
  6. クオリティチェック3.1
  7. 設置と設定3.0
  8. 指導3.0
  9. 学習方法の選択・実践3.0
  10. 新しい情報の応用力2.9

知識 Top 5

  1. 医学・歯学3.6
  2. 生産・加工2.6
  3. 顧客サービス・対人サービス1.7
  4. 設計1.7
  5. 工学1.7

能力 Top 5

  1. 指先の器用さ3.9
  2. 色の違いを見分ける力3.7
  3. 近接視力3.6
  4. 手腕の器用さ3.6
  5. 腕と手の安定3.4

よくある質問

歯科技工士の年収はいくらですか?
歯科技工士の平均年収は約454万円(月収換算で約37万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)と同程度です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
歯科技工士のAI代替リスクはどれくらいですか?
歯科技工士のAI影響度は10段階中 5.1 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「変化の大きさ5.1・仕事が減るリスク1.8。決まった作業が多く、自動化しやすい。いちばんの強みは「判断と責任」(5.9)」。これは Claude Opus 4.8 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
歯科技工士の将来性はどうですか?
AI影響度 5.1/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約39,320人。求人倍率 1.25 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
歯科技工士になるにはどうすればいいですか?
歯科技工士になるには歯科技工士国家試験に合格する必要がある。詳しい流れは本ページ内の「歯科技工士になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
歯科技工士に必要なスキルは何ですか?
歯科技工士で特に重視されるスキルは、読解力、傾聴力、道具、機器、設備の選択などです。加えて、説明力、文章力も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

似た仕事 / キャリア転換の候補

同 AI 影響度(5.1/10 ±1)の他職業

業界をまたいで、AI 影響度が同水準の代表職業(規模順)。

関連資格

  • 歯科技工士