未来の仕事

合板製造

製造・職人AI 影響 中規模 中需要 過熱
AI 影響
4.3 / 10
変化の大きさ4.3・仕事が減るリスク2.1。決まった作業が多く、自動化しやすい。いちばんの強みは「体・現場の仕事」(6.5)。
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。

AI 影響の内訳 — AIOIS-10

変化の大きさ 4.3/10 仕事のやり方がどれだけ変わるか
仕事が減るリスク 2.1/10 仕事そのものが減る・なくなる確率
  • D1頭脳・情報の仕事2.0
  • D2決まった手順のくり返し6.5
  • D3体・現場の仕事6.5
  • D4判断と責任2.5
  • D5人とのやりとり・気持ち1.5
  • D6新しいものを生み出す力2.5
  • D7資格・安全のかべ2.5
  • D8自動化が安く済むか1.8
  • D9人手不足・制度の影響4.1
  • D10これから仕事は増えるか3.4

見方:AI が届く部分(高いほど影響が大きい)/人間の強み(高いほど守られる)/その他の調整。各 0〜10。くわしくは AIOIS-10 とは、点数の付け方は 調べ方 を参照。

就業者数
54,632 人
年収(平均)
409 万円
平均年齢
44.3 歳
月労働時間
166 時間/月
求人倍率
2.41
時給
¥1,400

合板製造とは

合板製造とは、原料となる木から板を薄くはいで単板とし、これを組み合わせて接着剤で圧着して合板(ごうはん)を製造する職業です。

原料となる木から板を薄くはいで単板とし、これを組み合わせて接着剤で圧着して合板(ごうはん)を製造する。

合板は薄くても丈夫で弾性に富み、乾燥にも強く、しかも安価であるため、住宅、家具・建具、梱包、展示装飾など広い分野で用いられている。一般にはベニヤ板、プライウッドと呼ばれている。

合板製造は一般的に、原木から単板を作り、乾燥させて仕組むこと、仕組単板に接着剤を塗布して貼り合わせ、これを熱圧乾燥させること、これを裁断、表面処理して仕上げることの3工程があり、これらの工程が流れ作業で行われている。工程によって仕事の内容が異なり、原木係、単板製作係、接着剤調整係、仕上げ係に分かれている。

合板の製造では、まず、原木係が原木の種類や性質を見て、合板に適するかどうかを判断し、表板用、裏板用、心材用に分類する。次に、単板製作係が原木の種類に応じて切削条件を設定し、ロータリーレース機に原木を取り付けて回転させ、刃をあてて単板(薄い板)にむく。単板をドライヤーに送って乾燥させ、決められた寸法に切ったうえで、表板、裏板、心板を組み合わせる調板(ちょうはん)作業を行う。組み合わせた単板に、接着剤調整係が調整した接着剤を塗り冷圧し、ホットプレス機にかけて熱と圧力を加え、板と板を接着する。最後に、仕上げ係が合板の角度を正しく切断し、研磨等の表面仕上げを行う。

通常、合板の工程は仕上げまでであるが、特殊合板の場合はさらに印刷やオーバーレイ、塗装などの二次加工を施して完成させる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

ロータリーレース機、ドライヤー、ホットプレス機、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

合板製造になるには・必要な資格

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。一般的には、入職後に仕事をしながら技能を身につけていく。

関連資格として公益社団法人 日本木材加工技術協会が認定する「木材接着士」、「木材乾燥士」、「木材切削士」などがある。合板工場がJAS(日本農林規格)承認工場の認定申請をする際、接着士、乾燥士、切削士の資格者の有無が認定の参考要件になっている。

合板製造の仕事はほとんどが立ち作業で、その上、手作業もあるため、体力が必要である。また、生産工程が流れ作業であるため、工程間のつながりを緊密にする必要があり、組作業も多いことから、協調性が求められる。

合板製造の労働条件・働き方

合板工場は各地に散在しているが関東、東海、近畿地方に比較的多い(2021年時点*)。

就業者は男性が多い。賃金、労働時間等の労働条件は職場により異なり社内規定による。乾燥の工程で働く場合は夜勤になることもある。合板工場での屋内作業が中心であり、単板を組み合わせる調板の作業など軽作業もある。原木係は屋外の水中貯木場での作業がある。

住宅建築を中心に合板の需要は安定しているが、一方で輸入が増加しており、合板製造の仕事の労働需要はほぼ横ばいで推移すると予想される。

合板市場で国産材の利用が広がっている。国は3階建て以下の公共建築物を原則として木造にすることを目標に掲げるなど、公共建築物の木造化を進めている。

*総務省 2021経済センサスから

よくある質問

合板製造の年収はいくらですか?
合板製造の平均年収は約409万円(月収換算で約34万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を下回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
合板製造のAI代替リスクはどれくらいですか?
合板製造のAI影響度は10段階中 4.3 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「変化の大きさ4.3・仕事が減るリスク2.1。決まった作業が多く、自動化しやすい。いちばんの強みは「体・現場の仕事」(6.5)」。これは Claude Opus 4.8 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
合板製造の将来性はどうですか?
AI影響度 4.3/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約54,632人。求人倍率 2.41 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
合板製造になるにはどうすればいいですか?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。詳しい流れは本ページ内の「合板製造になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。

同 AI 影響度(4.3/10 ±1)の他職業

業界をまたいで、AI 影響度が同水準の代表職業(規模順)。

関連資格

  • 木材加工用機械作業主任者
  • 木材乾燥士
  • 木材接着士
  • 木材切削士